色の種類
RGBとは
RGBは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。
これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。
その為印刷では通常、この光の三原色の鮮やかな色は再現出来ません。
CMYKとは
CMYKは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。
これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、『減法混色』と言われています。
一般的にイメージする『黒色』にはなってくれない為K(キー・プレート)のインキを加えた4色の構成です。
印刷物の校正はCMYKで制作した色の為、少々色合いが暗く感じるかもしれません。
まとめ
ArtrashGraphicsでは、格安の料金を実現するために、料金表に載っている料金での色校(試し刷りをしてお客様に確認していただく事)はしておりません。
基本的にはメールで送らせていただいた画像データ等をPC等のディスプレイで確認していただき、印刷となります。※追加料金での色校がご希望の場合はお申し付けください。
上の画像の通りRGBと、CMYKでは、色の表現出来る範囲が違いますので、ディスプレイ等で確認いただいた物と、手元に届く印刷物は若干の色の違いが生じる事をご了承ください。
用紙の厚さ
連量:kg | 厚さイメージ |
---|---|
90kg | 標準 |
110kg | 少し厚い |
135kg | 厚め |
180kg | かなり厚め |
用紙の厚さはkgという単位
紙の厚さは、なぜ重さの単位の「kg」で表示するのか。
気になった方も居るかと思います。
実はこの「kg」は用紙を1000枚積み上げたときの重さのことで、重さが増えるほど用紙の厚さも厚くなるということになります。
その為、印刷業界では、正確な厚みを伝えるのにこのkgという単位を使用しています。
例えば、名刺では一般的に180kgですが、ポスターにしたらとんでもない厚さになります。
ですので、表には薄めや厚めとありますが、おおまかな表現ですので参考程度にしていただければと思います。
用紙の種類
用紙種類 | イメージ |
---|---|
上質紙 | 非光沢 |
マットコート紙 | 半光沢 |
コート | 光沢 |
アートポスト | 厚め光沢 |
●上質紙
一般的でコピー用紙と同様の風合いです。
光沢はありませんが、厚めになるとサラサラした肌触りで高級感もあります。
●マットコート紙
いわゆる半ツヤといった所です。
独特の質感でしっとりと高級感あるイメージ。
●コート紙
光沢があり彩度が高くカラーの再現性に優れています。
チラシやフライヤーで一番使用される用紙です。
●アートポスト
両面に顔料を塗布した厚手の用紙です。
表面に光沢があり、ポストカード等に最適です
A規格紙のサイズ一覧
A規格 | サイズ(mm) |
---|---|
A0 | 841×1189 |
A1 | 594×841 |
A2 | 420×594 |
A3 | 297×420 |
A4 | 210×297 |
A5 | 148×210 |
A6 | 105×148 |
A7 | 74×105 |
A8 | 52×74 |
B規格紙のサイズ一覧
B規格 | サイズ(mm) |
---|---|
B0 | 1030×1456 |
B1 | 728×1030 |
B2 | 515×728 |
B3 | 364×515 |
B4 | 257×364 |
B5 | 182×257 |
B6 | 128×182 |
B7 | 91×128 |
B8 | 61×91 |
折り加工の種類
デザイン・印刷用語
・オンデマンド印刷
オンデマンド印刷機を使った印刷方法。必要な時に少部数でも印刷できる印刷という意味がある。また宛名など一部ごとに違った印刷をすることも可能である。
・オフセット印刷
非常に鮮明な印刷が可能で、現在世界中で供給される商業印刷機の多くをオフセット機が占めている
・校正
印刷物などの文字や写真、掲載される情報に間違いがないか、情報を発信する側の意図が盛り込まれているかなどを、印刷の前に確認する作業のこと。
・校正刷り
校正に用いる試し刷りのことで、刷り上がりの色調効果などを見るのが目的。専用の校正機が用いられる。
・Photoshop
グラフィックデザイナーの必須アプリケーション。写真の色合いを変えたり、合成したりぼかしたり、さまざまな加工をほどこすために使用します。
・Illustrator
こちらもグラフィックデザイナー必須のアプリケーション。名前の通りイラストなどの描画をします。挿し絵、地図、図表などその用途は様々です。
・レタッチ
写真を加工・修正する作業のことで、以前は専門的な職人による作業でしたが、DTPが浸透したためグラフィックデザイナーには必須の技術になりました。
・コントラスト
画像の濃度の高い部分と淡い部分の対比をいい、この比の大きいものをコントラストが大きい、あるいは硬いといい、小さいものをコントラストが小さい、または軟らかいという。
・ハイライト
写真の中の明るい部分のことで、中間調、シャドウと対で表現される。
・階調
写真などのハイライトからシャドウに至る濃度の段階をいい、グラデーションともいう。
・グレースケール
白から黒までを一定の濃度差をつけて段階的に並べたもので、撮影や焼付けの際の基準として利用され、反射用と透過用がある。