意外と知らないデザインやロゴの豆知識と、隠された秘密!?

今回は私がデザインに携わっている中で思わず「へぇー!」と声を上げたデザインについての豆知識を、一部ご紹介します。

諸説あるものや、正確ではないものもあるかもしれませんが、軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。

トラックの側面の文字はなぜ右から読む?

2010/ 8/28 16:05

こういうの見たことありますよね?
よくトラックのドアに書いてある企業の車なんかもそうですよね。

実はこれ、車の対向車から読みやすくしたものだそうです。

日本の車は左車線なので、対向車は右側から来ます。
そのため、運転席から見て車の右側に貼ってある文字が逆になっています。

進行方向から文字を書いていれば、走行中の対抗車からみると、すれ違いざまに流れて見えるのです。

 

古い看板はなぜ右から読む?

old

これは車とは意味が違うようです。

諸説あるようですが「縦書き」との事です。
というより、横に日本語を書くという概念が無かったのです。

国語の教科書や小説を思い浮かべてください。
基本的に右から左の行に読んで進めます。

看板などでは、ひとつの文字を大きく表記したい!
そのため「日本語は縦に書くと右からだから、一文字ずつにしても右からが自然だ!」

と考えたかは分かりませんが、そういった事のようです。

お年寄りは英語の事を「横文字」なんて言うことがありますよね。
日本語は横に書くという概念が無かった事が由来のようです。

 

隠された意味があるデザイン

iPhoneで一般層にも広く手に渡る事になったApple製品ですがそのロゴなどは黄金比である1:1.61が多用されています。
ロブ・ジャノフさんという方がデザインしたこのAppleロゴですが、このような計算の中デザインされています。

apple

しかも提案数は欠けた部分あり・なしの2点のみで、かじられたデザインにしたのは、さくらんぼに間違われないようにとのこと。

これはデザイナーにとっては非常に勉強になります。

さくらんぼは小さいのでかじったらあの角度で歯型は付きません。
それに一工夫くぼみを入れることで、シンプルに「りんご」と認識することが出来ます。

大企業のロゴがシンプルなのにも理由があります。
シンプルではなくグラデーションや色の組み合わせ等があるものは、時代の流れとともに廃れていきます。

それを感じさせないのが理由です。

子供の頃から見慣れている記号化されたシンプルなロゴは、刷り込み効果で信頼感を感じるものです。
それに、その企業の展開が変わっても、様々な形態や世界観にも違和感無くロゴを収める事が出来ます。

ですがそのようなロゴも時代によってマイナーチェンジを沢山繰り返し、より洗練されていくという印象はあります。

 

「トイザラス」

toysrus

Rが逆なのは理由があるそうです。
アルファベットを覚えたての子供はRを逆に書いてしまうという事がよく起きるそうで、それを表現しているとの事です。
ちなみに日本語では「トイザらス」と、らがひらがなになってます。

 

「キリン」

kirin
キリンの中には本当にキリンと書いてある部分がある。
おつですよね。

 

「Fedex」

fedex
EとXの狭間が→になっていて。宅急便の「スピード」や「正確さ」を表現しています。
しかもこのlogoは、皆がこの隠された意味を噂することまで想定した戦略だそうです。

他にも沢山ありますので、また紹介していきたいと思います。

 

そして、この記事を気に入って頂けたら是非「いいね!」やツイートをお願いいたします♪